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大人ロリィタと洋風パブ |
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最近私がよく利用しているのが、アイリッシュパブやブリティッシュパブです。いずれもイギリスの伝統的なパブのスタイルを踏襲した、英国スタイルの酒場です。これがまた、いい雰囲気で大好きなんです。
そもそも英国では、小洒落たパブが街のあちこちにあります。スタンディング、いわゆる立ち飲みでも楽しめたり、ちょっとしたチップスや自家製のローストビーフを出してくれるお店もあります。どのお店も、ヴィクトリア時代を思わせるような古いアンティークの室内で、これがロリィタファッション、特に大人なクラシカルロリィタによく合うのです。
もちろんパブですから基本的にはアルコール飲料が主体ですが、最近はノンアルコールのメニューも揃えているお店が多いです。でも飲めるロリィタさんならどうぞご遠慮なく。私のお勧めは、THE DUBLINERS IRISH PUBとVICTORIAN PUB THE ROSE CROWN、そしてHUBです。それぞれアイリッシュとヴィクトリアン、ブリティッシュですが、いずれもコンセプトと雰囲気はよく似ています。
定番はGUINNESSビールやジムビームのハイボール、それから多様なウイスキーなどですね。ビールグラスの大きさがPt(パイント)という、日本人には馴染みのない単位だったりするのも面白いです。お酒や食事はもちろんなのですが、やっぱり極めつけは店内の雰囲気ですね。まさにヴィクトリアンで、本当にイギリスに来てしまったかのような錯覚を覚えることもしばしば。何せ、外国人のお客さんが結構いらっしゃって、たまにネイティブの英語やアイルランド語が飛び交っていたりします。私などには全く聞き取れない流暢過ぎる生の英語とか。そういう雰囲気も好きなんです。
パブの語源はPublic Houseで、公共の家という意味です。ヴィクトリア時代は身分による分別や、男女を仕切るお店もあったようですが、もちろん今はそんな区別はありません。誰でも気軽に楽しめるお店です。それはロリィタにとっても同じです。クラシカルな大人ロリィタにとっては、異国情緒がとても似つかわしいです。
余談ですが、欧州ではお酒を飲んで酔っ払うのは、一般的に恥とされています。たとえ上機嫌でも、クールに決めるのが粋なのです。煌びやかなロリィタファッションを流麗に着こなすように、クールにグラスを傾けて楽しみましょう。甘ロリでスイーツを楽しむのも好きですが、大人ロリィタでクラシカルなパブに浸るというのも、クラロリならではの愉しみですよ。絶対お勧めです。 |
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